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骨ストの骨格診断アドバイザーが教える骨格ストレートに似合う服を徹底解説【完全保存版】

骨ストの骨格診断アドバイザーが教える骨格ストレートに似合う服を徹底解説【完全保存版】

 

骨格診断を知って自分が骨格ストレートタイプだということがわかったけど、結局どういう服が似合うのかがイマイチわかっていないという方も多いのではないでしょうか?

骨格ストレートは、スーツ、トレンチコート、タイトスカート、チェスターコートなど、シンプルでかっちりしたきれいめで、直線的なかっこいい服が似合います!みたいなテキスト通りの内容にげんなりしたことありませんか?

私はあります!笑

テキスト通りでは確かにそうですが、骨格ストレートに似合う服はそのような服ばかりではありません。

選び方に気を付ければ、カジュアルな服もかわいらしい服も似合います。

こんにちは!骨格診断アドバイザー検定1級所持、典型的な骨格ストレートの大塚シイナです。

この記事では骨格ストレートに似合う服を、テキストに載っているような基本的なことを超えた独自の見解を含めて解説します。

この記事だけで網羅できる完全保存版になっているので、服選びに迷ったら何度も読み返してみてくださいね。

※とても長い記事になっています。もくじの項目をクリック(タップ)するとそこまで飛べるので活用してみてください!

 

骨格ストレートタイプの体型の特徴と似合う服を知るための重要な考え方

骨格ストレートタイプの体型の特徴

まずは基本的な、骨格ストレートの体型の特徴から。

  • 身体に厚みがある
  • 肌の質感は筋肉のハリを感じる
  • 首が短め
  • 膝のお皿や鎖骨など、骨が目立たない
  • 身長に対して手足が小さめ
  • バストトップ・ヒップ・ウエスト位置が高め
  • 太ももにボリュームがあり膝下が細い

骨ストさんは、このような特徴を持つメリハリのある上重心の体型。

"上重心"というのは膝下と比べて太もも、前腕と比べて二の腕にボリュームがあるなど、パーツ毎の上の方に重心を感じるというものです。

 

骨格診断においての"似合う服"の定義とは、スタイルアップして見えるということ。

骨ストさんが骨格タイプから大きくはずれる服、いわゆる似合わない服を着ると、着太りして見えてしまいます。

 

上記の骨格ストレートの特徴のウィークポイントを隠し、強みを出すのが似合う服の選び方の基本の考え方となります。

骨格ストレートの厚み・ボリュームが気になる場所

図の厚みやボリュームが気になる場所に、さらにボリュームや立体感を足さないことが最重要。

この赤丸のついた部分に装飾が施されていたり、布をたっぷり使用してボリュームが足されていると着太りの原因となります。

パフスリーブやフレアスカートが苦手と言われている理由はそこにありますね。

 

強みであるバスト・腰位置・ヒップの高さは強調しすぎると、上半身が詰まったように見え上重心を強調するため、ハイウエストのボトムスなどで強調せずジャストウエストで活かすのがポイント。

 

露出ポイントはデコルテと膝下。

デコルテを出した方が首が長く見え、上半身の厚みもすっきり見えます。

身体のラインが全く出ない服は、強みであるメリハリを隠してしまうのでおすすめできません。

膝下の細さは骨ストさんの最大の長所と言っても過言ではないので、ロング丈も得意ではありますが抵抗がなければ出していくのがおすすめです。

 

骨格ストレートに似合う服の基礎中の基礎のポイント

アイテムに限らず、骨格ストレートに似合う服の共通ポイントが以下の3つです。

  • ジャストサイズ
  • ハリのある素材
  • Iラインシルエット

ひとつずつ解説していきます。

 

骨ストはジャストサイズで着痩せする

いくら似合うデザインであっても、骨ストさんはオーバーサイズを着ると必要以上に身体を大きく見せてしまい、タイトなものを着ると肉感を拾いグラマラスになりすぎ、結果着太りして見えてしまいます。

"ジャストサイズ"というとぴったりフィットするタイトなものを想像する人も多いようで、SNSではジャストサイズの認識を誤っている方を多くみかけます。

 

こちらのツイートで解説した通り、骨格ストレートにはつかず離れずのサイズ感がおすすめです。

具体的にはバスト以外の部分に、指1~2本が入るゆとりがあるもの。

胴回りや二の腕、太ももは特にぴったりフィットしすぎないものが着痩せして見えます。

オーバーサイズが苦手な理由はこの記事で詳しく解説しています。

骨格ストレートにドロップショルダーが似合わない理由【図解で説明】&似合わせ方 - ゆっくりシイナ時間

 

骨ストの筋肉のハリと肉感を拾わない!ハリのある素材感

骨格ストレートは、筋肉のハリを感じるという肌質の特徴を持っています。

そのため服の生地もハリのある素材が似合うと言われています。

綿100%ならOK!ポリ100%はダメ!というわけではなく、生地というのは同じ繊維を使っていても、織り方で質感が変わってきます。

素材表記だけでは一概に言えないということですね。

 

骨格ストレートはチュールやシフォンのような空気を含むふわふわとした素材や、ツイードやボアのような表面の凸凹したボリュームのある素材が苦手です。

例として、苦手な素材感の画像を挙げておきます。

 

身体に厚みを足しやすい、毛足の長いボアやシャギー。

骨格ストレートが苦手な毛足の長いボア生地
骨格ストレートが苦手な毛足の長いシャギー生地

 

表面の凹凸が身体の厚みを目立たせるツイードやケーブルニット。

骨格ストレートが苦手な凹凸のあるツイード生地
骨格ストレートが苦手な凹凸のあるケーブルニット

 

だらしなく見えてしまうクタッとしたシワ加工生地や、透け感のある繊細な生地。

(右の生地は、わかりにくいかもしれませんが下においた手が透けています)

骨格ストレートが苦手なクタッとしたシワ加工生地
骨格ストレートが苦手な繊細で透け感のある生地

 

ハリがある素材を必死に探さなくても、苦手な素材を避けるだけでも十分着痩せ効果はあります。

最低限守りたいのがもこもこふわふわしていないもの、凸凹感のないもの、薄すぎず透けすぎないものを選ぶのがおすすめです。

 

骨ストは盛らずに活かす!Iラインシルエットが◎

骨ストが着痩せするIラインシルエット
骨ストが苦手なAラインシルエット

骨格ストレートが一番スタイル良く見えるのは、左図のIラインシルエットです。

身体の前後左右に広がらないシルエットを意識すると、着痩せ効果もアップします。

ただし、右図のAラインは絶対似合わないわけではなく、広がりすぎないものや腰回りが膨らまないものならすっきり着られます。

詳しくは似合うスカートの部分で解説しますね。

 

この3つのポイントはどのアイテムを選ぶ際もあてはまる、似合う服の基本となります。

 

【アイテム別】骨格ストレートに似合う服の選び方のコツ

ここからはアイテム別に詳しく、骨格ストレートに似合う服の選び方のコツを解説していきます。

 

骨ストに似合うトップス

骨格ストレートのトップスは、シンプルで、Vネックで、直線的でシャープな印象のものというイメージがある方も多いと思います。

実際はコツをつかめば装飾のあるかわいいトップスや、Vネック以外も問題なく着こなせます。

骨ストさんが苦手なトップスはこんな感じ。

 

デコルテと肩回りの装飾過多(ボリュームが強い)なもの

骨格ストレートが苦手なデコルテの装飾過多なトップス
骨格ストレートが苦手な肩回りのボリュームが強いパワーショルダートップス

出典:楽天


ネックラインが詰まったニットやTシャツ

骨格ストレートが苦手なクルーネックニット
骨格ストレートが苦手なクルーネックTシャツ

出典:楽天

 

アイテム自体に厚みやボリュームのあるものやオーバーサイズなど。

骨格ストレートが苦手なボリュームのあるケーブルニット
骨格ストレートが苦手なボリュームのあるシャギーニット

出典:楽天

 

似合うトップスはこんな感じ。

骨格ストレートに似合うスクエアネックブラウス
骨格ストレートに似合うキーネックブラウス
骨格ストレートに似合うタックブラウス
骨格ストレートに似合うラウンドネックTシャツ
骨格ストレートに似合うハートネックTシャツ
骨格ストレートに似合うVネックニット

出典:楽天

セットインスリーブでネックラインが深く開くブラウスやカットソー、ニットなど。

平面的な装飾のものや、ふくらみが控えめのものならパフスリーブもOKです。

 

気をつけるポイントは胸元の開きとボリュームや装飾をつける場所

厚みのあるデコルテは、深く開くネックラインを選ぶことで着痩せして見えます。

Vネックでなくても、ラウンドやUネックでもOK!

ネックラインに関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

骨格ストレートの首元をすっきり見せる正解ネックラインを図解で解説 - ゆっくりシイナ時間

 

骨ストさんは上半身の上の方、つまりデコルテや二の腕に立体感があります。

この部分をすっきりみせるために、ここにはできるだけ装飾のないものや、平面的な装飾を選ぶのがおすすめ。

肩も立体感があるので、ボリューム袖を選ぶなら肩ではなく袖口にボリュームがあるものや、肩回りのギャザーが控えめのものがおすすめです。

肩回りをすっきり見せるには袖の選び方が重要です。

似合う袖の選び方についてはこちらの記事で解説しています。

骨格ストレートの肩幅をいかつく見せない袖の選び方|パフスリーブもOK - ゆっくりシイナ時間

 

着痩せして見えるトップスの選び方はこちらでさらに詳しく解説しています。

【5kg痩せて見える】骨格ストレートのトップスの選び方&GU・ユニクロ含むおすすめ紹介 - ゆっくりシイナ時間

 

骨ストに似合うスカート

骨格ストレートに似合うスカートといえばタイトスカートですが、骨格別の○×表のようなものを見てタイトしか履けないのかとがっかりした方も多いかと思います。

でも実際はそんなことありません!

骨ストさんが苦手なスカートはこんな感じ。

 

腰回りから広がるフレアやチュール、プリーツスカート

骨格ストレートが苦手な腰回りから広がるフレアスカート
骨格ストレートが苦手な腰回りから広がるプリーツスカート

出典:楽天

 

腰回りのボリュームを強調するギャザーたっぷりティアードスカート

骨格ストレートが苦手なギャザーをたっぷりいれたティアードスカート

出典:楽天

 

上半身が詰まって見えるハイウエストのスカート

骨格ストレートが苦手なハイウエストのスカート

出典:楽天

 

太もものボリュームが気になるミニすぎる丈など。

骨格ストレートが苦手なミニすぎるスカート

出典:楽天

 

似合うスカートはこんな感じ。

骨格ストレートに似合うミニすぎないスカート
骨格ストレートに似合うレースタイトスカート
骨格ストレートに似合うデニムロングスカート
骨格ストレートに似合う広がりすぎないAラインスカート
骨格ストレートに似合う腰回りが広がらないニットスカート
骨格ストレートに似合うギャザーが寄りすぎないフレアスカート
骨格ストレートに似合うタイトすぎないマーメイドスカート

出典:楽天

 

短すぎないミニスカート、膝丈タイトスカート、Iラインのロング丈、腰回りが広がらないAライン、ギャザーが寄りすぎないフレアスカート、タイトすぎないマーメイドスカートなど。

 

とにかく重要なのが、厚みの気になる腰回りにボリュームがですぎないこと。

そのためには布量が少ないものを選ぶのがポイントです。

 

骨格ストレートが苦手なフレアスカート
骨格ストレートに似合うフレアスカート

出典:楽天

骨格ストレートが苦手といわれているフレアスカートも、左のような布量たっぷりのものは腰回りにボリュームがでて着太りしがち。

でも右のような布量の控えめのものならすっきり着られます。

ギャザーが多く寄っているものは、布量が多いと考えても良いかと。

Aラインすべてがダメと思っている方もよく見かけますが、ゆるやかなAラインなら裾は広がっていても問題ありません。

 

パンツにもいえることですが、タイトすぎるもの、収縮性が強すぎる素材は腰回りの肉感を拾うので事故りやすくなります。

ニットなどのタイトやマーメイドスカートに多いかな。

このあたりに気をつければAラインでもフレアでもプリーツでもすっきり着られます。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

フレア・プリーツも事故らない!骨格ストレートのスカート選び5つのコツ&おすすめ14選 - ゆっくりシイナ時間

 

骨ストに似合うパンツ

パンツに関しても基本的にスカートと同じ考えです。

腰回りが膨らまない、タイトすぎず布量の多すぎないものが似合います。

骨ストさんが苦手なパンツはこんな感じ。

 

腰回りにボリュームが出すぎるタックパンツやワイドすぎるパンツ

骨格ストレートが苦手なタックパンツ
骨格ストレートが苦手なワイドすぎるパンツ

出典:楽天

 

タイトすぎて肉感を拾うスキニーパンツ

骨格ストレートが苦手なタイトすぎて肉感を拾うスキニーパンツ

出典:楽天

 

上半身が詰まって見えるハイウエストパンツ

骨格ストレートが苦手な上半身が詰まって見えるハイウエストパンツ

出典:楽天

 

太もものボリュームが気になるミニすぎるショートパンツなど。

骨格ストレートが苦手な太もものボリュームが気になるミニすぎるショートパンツ

出典:楽天

似合うパンツはこんな感じ。

骨格ストレートに似合うフェイクレザーハーフパンツ
骨格ストレートに似合うデニムハーフパンツ
骨格ストレートに似合うフレアパンツ
骨格ストレートに似合うスリットパンツ
骨格ストレートに似合うチノパン
骨格ストレートに似合うストレートデニム
骨格ストレートに似合うテーパードジョガーパンツ

出典:楽天

膝上丈の広がらないハーフパンツ、裾がやや広がるフレアパンツやスリットパンツ、ハリのあるチノパン、ストレートデニム、腰回りがもたつかないノータックのテーパードパンツなど。

 

腰回りのすっきりしたものが得意なので、余計なタックがあるものや、ヒップのサイズ感が大きすぎてもたつくものは苦手になります。

 

ヒップ〜太ももにはゆとりがあり、膝下から裾にかけて細くなるテーパードパンツは、腰回りのゆとりがありすぎるものもあります。

タックの入っているものに多いのですが、ゆとりがですぎないものを選ぶのが着痩せして見えるパンツ選びのコツ

 

太ももにボリュームがあり、膝下が細い傾向がある骨ストさん。

太ももまわりのサイズ感は適度にゆとりがあるもの〜ワイドシルエットがおすすめ。

タイトなサイズ感のスキニーパンツは収縮性の強いものも多く、太ももの肉感や前ハリを拾うので避けたほうが無難ですが、トップスで太ももをカバーして着るという方法もあります。

似合うパンツに関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

今すぐ買える!骨格ストレートの着痩せパンツおすすめ15選&選び方3つのコツ【ユニクロ・GUなど】 - ゆっくりシイナ時間

 

骨ストに似合うワンピース

骨格ストレートに似合うトップスとスカートの特徴をあわせたものが、似合うワンピースになります。

気をつけるポイントが多くなるため、似合うものを見つけるのが大変なアイテムとも言えます。

骨ストさんが苦手なワンピースはこんな感じ。

 

上重心を強調する胸下やハイウエストすぎる切り替え

骨格ストレートが苦手な上重心を強調する胸下切り替えのワンピース

出典:楽天

 

肉感を拾うタイトすぎるもの

骨格ストレートが苦手な肉感を拾うタイトすぎるワンピース

出典:楽天

 

身体の厚みを拾って身体を大きく見せる、ゆったりしたウエストに切り替えやマークのないもの

骨格ストレートが苦手なゆったりしたウエストに切り替えやマークのないワンピース

出典:楽天

 

ヒップのボリュームを強調する腰回りにギャザーがたっぷり入って広がるものなど。

骨格ストレートが苦手な腰回りにギャザーがたっぷり入って広がるワンピース

出典:楽天

似合うワンピースはこんな感じ。

骨格ストレートに似合うIラインのジャンパースカート
骨格ストレートに似合うIラインのニットワンピース
骨格ストレートに似合うカシュクールのリブプリーツワンピース
骨格ストレートに似合う落ち感のあるフレアワンピース
骨格ストレートに似合う腰回りが広がらないAラインワンピース
骨格ストレートに似合う落ち感のあるIラインワンピース

 

出典:楽天

Iラインシルエットのジャンスカやニットワンピースは定番ですが、腰回りが広がらないリブプリーツやAラインワンピース、落ち感のある素材のフレアワンピースも広がりにくくておすすめです。

 

事故ると妊婦さん化しがちな骨ストさんのワンピース。

ウエストの切り替え位置がかなり重要になります。

胸下切り替え〜ハイウエストのものは、上重心を強調し、せっかくの身体のメリハリを消してしまい苦手。

切り替え位置はジャストウエスト、くびれの部分がおすすめです。

 

あとはトップスとスカートの選び方同様、ボリュームや装飾の位置を気をつければOKです。

詳しくはこちらで解説しています。

骨格ストレートに似合うワンピース11選&パフスリーブもフレアも事故らない選び方 - ゆっくりシイナ時間

 

骨ストに似合うカーディガン

中途半端な季節の羽織としても、冷房や日差し対策としても重宝するカーディガンですが、似合うものに出会えない!という骨ストさんの声を多く聞きます。

特にここ数年は、骨ストさんの苦手なデザインのカーデが多く販売されている印象です。

骨ストさんが苦手なカーディガンはこんな感じ。

 

着太り待ったなしのドロップショルダー

骨格ストレートが苦手な着太り待ったなしのドロップショルダーカーディガン

出典:楽天

 

身体に厚みを足してしまうローゲージやケーブルニットカーデ

骨格ストレートが苦手な身体に厚みを足してしまうローゲージカーディガン
骨格ストレートが苦手な身体に厚みを足してしまうケーブルニットカーディガン

出典:楽天

 

デコルテの厚みを強調する詰まったネックラインなど。

骨格ストレートが苦手なデコルテの厚みを強調する詰まったネックラインのカーディガン

出典:楽天

 

似合うカーディガンはこんな感じ。

骨格ストレートに似合うVネックショートカーディガン
骨格ストレートに似合うVネック刺繍入りカーディガン
骨格ストレートに似合うラウンドネックショートカーディガン
骨格ストレートに似合う薄手トッパーカーディガン
骨格ストレートに似合うロング丈トッパーカーディガン

出典:楽天

 

セットインスリーブ、ハイゲージ、深く開いたネックラインなど。

カーデを選ぶ際はヒップの厚みに干渉しないやや短めの着丈か、着痩せして見えるIラインシルエットが簡単につくれる膝丈くらいのロング丈がおすすめです。

 

ジャケットはすっきり着られるのにカーデはもっさりしがちという方は、裾にリブが入っていないものを選ぶと、コクーンシルエットにならずもっさり感もでにくいかなと思います。

似合うカーデの選び方についてはこちらで詳しく解説しています。

骨格ストレートのもっさりしないカーディガンの選び方&おすすめ9選 - ゆっくりシイナ時間

 

骨ストに似合うコート・アウター

アウター類は生地に厚みがあるため、選び方を間違ってしまうと途端に着膨れてしまいます。

骨ストさんが苦手なコート・アウターはこんな感じ。

 

着太りして見えるドロップショルダーやラグランスリーブなど袖幅や身幅が広いもの

骨格ストレートが苦手な着太りして見えるドロップショルダーのコート
骨格ストレートが苦手な着太りして見えるラグランスリーブのコート

出典:楽天

 

デコルテの厚みを強調する詰まったネックライン

骨格ストレートが苦手なデコルテの厚みを強調する詰まったネックラインのコート

出典:楽天

 

身体に厚みを足すもこもこ・ボリューム系

骨格ストレートが苦手な身体に厚みを足すもこもこしたコート

出典:楽天

 

上重心を強調するヒップの真ん中くらいのショート丈コートなど。

骨格ストレートが苦手な上重心を強調するヒップの真ん中くらいのショート丈Pコート
骨格ストレートが苦手な上重心を強調するヒップの真ん中くらいのショート丈ダッフルコート

出典:楽天

 

似合うコート・アウターはこんな感じ。

骨格ストレートに似合うチェスターコート
骨格ストレートに似合うノーカラーコート
骨格ストレートに似合うロングダッフルコート
骨格ストレートに似合うテーラードジャケット
骨格ストレートに似合うジャストサイズのマウンテンパーカー
骨格ストレートに似合うノーカラーライダースジャケット

出典:楽天

 

セットインスリーブ、首回りが深く開くもの、表面がフラットなもの、ロング丈コート、腰骨くらいのライダースなど。

 

とにかく大切なのがサイズ感。

オーバーサイズは着膨れ必至なので、とにかくジャストサイズで肩落ちしないものを選びましょう。

上半身の厚みを強調しないよう、凸凹やもこもこしたものを避け、ストンとしたIラインシルエットになるものが着痩せして見えます。

 

似合うコートの選び方はこちらの記事で解説しています。

【2024年】骨格ストレートの盛れるコート9選&絶対失敗しないコートの選び方 - ゆっくりシイナ時間

 

骨ストに似合うバッグ・靴など小物類

骨格ストレートに似合うバッグは、小さすぎないサイズで、マチがしっかりあり自立するものと言われています。

こんな感じですね。

骨格ストレートに似合うマチのあるミドルバッグ
骨格ストレートに似合うマチのあるハンドバッグ
骨格ストレートに似合うマチのあるハンドバッグ
骨格ストレートに似合うマチのあるトートバッグ

出典:ROPE'

ですが服と比べて大きく事故るわけでもないですし、小物くらいは何も気にせず好きなものを使ったらいいんじゃないかなと感じます。

ただ、靴はそれなりに影響があるので気を付けて選ぶと、よりバランスのとれたコーディネートになるかと思います。

 

冒頭で解説した通り、骨格ストレートタイプの重心バランスは"上重心"です。

その重心バランスを整えるために、足元にそれなりの重さをもってくるとスタイルアップして見えます。

 

骨格ストレートが苦手なバレエシューズ
骨格ストレートが苦手な華奢なバンドのサンダル

出典:UNITED ARROWS

例えば上のようなバレエシューズやバンドの幅が細い華奢なサンダルは、重さが足りず上重心が強調されてしまいます。

 

骨格ストレートに似合うローファー
骨格ストレートに似合うスニーカー
骨格ストレートに似合うサンダル
骨格ストレートに似合うパンプス
骨格ストレートに似合うブーツ

出典:artemis by DIANA

上の画像のようなローファーやスニーカー、ブーツでもなんでもそうですが、ある程度ソールに厚みがあったり、ヒールが細すぎないもの~太めのもの、バンドに太さがあるものが重心バランスが整いおすすめです。

 

アクセサリーは顔タイプに大きく依存するので骨ストならこれ!とは一概に言えないのですが、絶対持っていて損がないのがロングネックレス。

ハイネックなどの立ち上がりのあるネックラインや、やや詰まったトップスを着る際に着けると、あるとないとじゃすっきり度が全然変わってくるので試してみてください。

 

骨ストに似合う下着

骨ストさんは、身体に厚みがある分同じアンダーサイズの別の骨格タイプの方と比べ、身体の横幅が狭めになります。

そのため、バージスと呼ばれる胸の円周が狭く、高さのあるバストという特徴がある方が多くなります。

平胴と丸胴の違い

出典:ワコール

バージスはサイズ表記として記載がないため、ひたすら自分に合うメーカーやシリーズを試着していく必要があります。

バージスが狭い骨ストさんがバージスの広いブラをつけてしまうと、胸が脇にながれまったくホールドしてくれないといったことに。

私がいろいろ試してバージスが狭めでよかったと感じたのは、ワコールとリサマリのブラでした。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

骨格診断ストレートとウェーブで合うブラも変わる! - ゆっくりシイナ時間

 

骨格ストレートに似合う服選びでおさえておきたい着丈の考え方

あたり前ですが服というのは単体で着るものではなく、組み合わせで着るものです。

組み合わせで着た時の全体のバランスが重要。

全体的なバランスを整えるのにポイントになってくるのが着丈です。

 

骨格ストレートに似合う着丈は短すぎず長すぎないジャスト丈。

骨ストさんは短すぎる丈は上半身が詰まったように見え、長すぎる丈は間延びしてバランスが悪くなります。

 

ここからは持論になりますが、ジャスト丈って?ウエスト?腰骨?ヒップが隠れる丈?どこ…?って感じるかと思うのですが、ジャストの丈感はアイテムによって変わってきます

カーデの場合、短いものならおへそが見える丈、長いものなら膝下丈のものもありますよね。

その間である、ヒップが隠れる丈~膝上丈がジャストということになります。

トップスなら短いものでおへそが見える丈、長いものでチュニック丈。

ということは、骨ストさんがバランスよく着られるジャスト丈は、ヒップが半分隠れる程度となります。

 

詳しくはこちらの記事で解説しています。

骨格診断に着丈がすごく重要!骨格ストレートのベストな着丈【ジャスト丈】を徹底解説 - ゆっくりシイナ時間

 

骨格ストレートに似合う服が豊富なおすすめブランド

骨格ストレート向けの服が全然売っていないと感じる場合、もちろん今のトレンドがストレート寄りではないことも関係しますが、骨格ウェーブやナチュラル向けのブランドで探している可能性も。

骨格ストレート向けのブランドを知っておくと、お買い物の際の時短になります。

 

日本のブランドと比べて、韓国のブランドは骨ストさんに似合う服が多いと感じています。

私は4と9のつく日に骨スト向けの服を楽天ROOMに掲載していますが、特に

は新商品発売のスパンや量も多く、骨スト向けの服に出会える確率も高いです。

その他骨格ストレートにおすすめのブランドはこちらの記事で紹介しています。

骨格ストレートに似合うブランド17選!【ここなら失敗しない!事故らない!】 - ゆっくりシイナ時間

 

骨格ストレートに似合う服についてのよくある質問や悩み

ここからは、私がTwitterなどでよく見かけたり、質問されることの多い悩みについてお答えしていきます。

 

Q1:骨ストってカジュアルは似合わないんですか?

骨ストによくおすすめされているアイテムがきれいめテイストが多いことや、骨格診断の概念ではカジュアルよりきれいめがおすすめされているのでそのように感じる方も多いかと思います。

でも、骨格診断はあくまでもスタイルアップして見える服がわかる診断であり、似合うテイストを知る診断ではありません。

似合うテイストは顔タイプでわかるのですが、骨格ストレートであっても、子供顔の方はむしろきれいめよりカジュアルが似合います。

カジュアルアイテムはどうしてもオーバーサイズのものが多く着太りしがちなので、サイズ感に気をつけて選んでみてください。

骨格ストレートのカジュアルの選び方のポイントはこちらの記事で詳しく解説しています。

骨格ストレートのカジュアル4つの似合わせポイント&おすすめ18選 - ゆっくりシイナ時間

 

Q2:骨ストは上質な服が似合うと聞きます。プチプラはだめ?

骨格ストレートは高級感のあるものが似合う、これもよく聞きますね。

でも、実際高級(値段が高い)じゃなくたっていいんです。

例えば、高級ブランドのおしゃれなシワ加工のリネンシャツがあるとします。

お値段は高くても、骨ストにはちょっと難しいアイテム。

いくら高級でもくたっとしたシワ加工のアイテムは、上質感はなく高見えはしません。

骨ストならちょっとチープに見えるものではなく、高見えするものが似合うと捉えるといいかもしれません。

全然プチプラも大丈夫ですし、私もガンガンおすすめしています。笑

プチプラについてはこちらで詳しく解説しています。

骨格ストレート向け【本当に使える】プチプラ通販サイト4選 - ゆっくりシイナ時間

 

お悩み1:骨格ストレートであることがイヤです、辛いです

おそらくこの悩みをもつ大半の方が、骨格ウェーブやナチュラル向けの服が好みなのかなと思います。

私もそうなので、好きな服を着てもテンションが上がらない(似合わない)気持ちはよくわかります。

おまけに事故ると太って見える骨ストは、なんだか損のように感じてしまいますよね。

 

骨格診断メソッドの創始者である二神先生がおっしゃっていましたが、自分の骨格タイプと好みの服が合致している方はとても珍しいのだそうです。

隣の芝生は青く見える、ってやつでしょうか?

私が他の骨格タイプを羨むことがなくなったのは、自分の骨格や顔タイプに似合うとされている服を着るようになったことです。

似合う服って自己肯定感をあげてくれるし、あれ?私って前よりいい感じかも!と思えると、徐々に体型へのコンプレックスが薄らいでいったのを覚えています。

今、骨格ストレートであることが辛いな、と感じている方はぜひこちらの記事もあわせて読んでみてほしいです。

骨格ストレート体型が嫌だ!辛い…救われる&心を軽くする方法 - ゆっくりシイナ時間

 

お悩み2:骨ストはシンプルな服が似合うと聞くけどかわいい服が着たい

フリルやリボンなどの装飾のない、シンプルなデザインの服が似合うと言われている理由は、それらの装飾がボリュームや厚みを足すからです。

逆に考えると、ボリュームや立体感が控えめな装飾を選べは、問題なくすっきり着られるということ。

同じフリルでも布量の少ない控えめなものを選んだり、身体の厚みの気にならない箇所に装飾をつけたりと、工夫次第で骨ストでも着痩せして見せながらかわいい服を着ることは可能です。

具体的なかわいい服のの選び方や、おすすめアイテムはこちらの記事で解説しています。

骨格ストレートでも可愛い服を事故らず着る5つの方法&おすすめ服7選 - ゆっくりシイナ時間

 

お悩み3:骨格ストレートに似合う服がない!少ない!何を着たらいいの!?

現在のトレンドは、かなり骨格ストレートに優しくないアイテムが多いのがそう感じる原因かと思います。

骨ストさんに似合う服は、普遍的なベーシックアイテム。

トレンド関係なく長く着られるようなアイテムが得意なので、逆に考えればこの先ずっと存在するし、流行遅れになることもありません。

そして、骨ストに優しくないトレンドも変わっていきます。

この先ずっと、似合う服がトレンドにならないというわけではないんですよね。

それなら、苦手な服がトレンドである今どうやって凌げばいいの?ということですが、詳しくはこちらの記事に書いているので参考にしてみてください。

骨格ストレートが着る服がない!と感じる理由と4つの解消法 - ゆっくりシイナ時間

 

お悩み4:ぽっちゃりor太めの骨ストだから、似合う服でよく見る身体のラインが出る服が着れません

これはこの記事の最初の方に書いた「ジャストサイズ」への認識の誤りが根本的にあるからこそのお悩みなのかなと感じます。

SNSで見かける骨スト大優勝!みたいな服って、ピタピタで身体のラインがはっきり出るボディコンシャスな服が紹介されていることが多いように思います。

実際は、骨ストさんはピタピタすぎると肉感を拾い、グラマラスになりすぎて着太りしがちです。
正解は身体のラインは"適度に"見せること。

ゆったりと隠すのはNGだけど、ぴったりフィットもNG。

つかず離れずのサイズ感をチョイスして、ウエストラインなどのメリハリを消さないことが大事です。

ぽっちゃりさんも、ご自分にとってのジャストサイズを選ぶことからはじめてみてください。

骨ストにとってサイズ感ってかなり重要ですよ。

 

お悩み5:低身長なので、骨ストに似合うと言われている服を着るとがんばってる感がでてしまいます

骨ストに似合うと言われている、冒頭に書いたスーツ、トレンチコート、タイトスカート、チェスターコートのような着こなしは、低身長さんの持つかわいらしさと反するためちぐはぐになってしまうというのはよくわかります。

私も身長がギリギリ150cmあるかないかなので、自分が骨格ストレートだとわかった時同じように悩みました。

骨ストなら大人っぽいかっちりした、直線的でかっこいい服が似合うというわけではなく、カジュアルについての項目でも書いた通り、お顔や身長の印象で似合うものも変わってきます。

骨格ストレートの着痩せして見えるポイントさえおさえれば、カジュアルだったりかわいい服も問題なくすっきり着られるので、以下の記事もあわせて読んでみてもらえると嬉しいです。

低身長骨格ストレートのちぐはぐにならない3つのコーデポイント - ゆっくりシイナ時間

 

骨格ストレートに似合う特別な日に着る服の選び方

結婚式やお子様の入学・入園式、卒業・卒園式など、特別な日に着るものは写真にも残るし似合う服で参加したいですよね。

行事ごとに解説していきます。

 

入学・入園式、卒業・卒園式のセレモニスーツの選び方

セレモニースーツの定番であるノーカラーのツイードスーツは、実は骨格ストレートの苦手が詰まったアイテムとも言えます。

素材的にも丸首で詰まったネックラインも苦手なので、試着してため息をついているお母さんも多いのでは?

似合うセレモニースーツの選び方として重要なのが、凸凹感のない素材を選ぶことと、ネックラインの開いたデザインを選ぶこと。

その他はパンツやスカートの選び方と同じです。

 

テンプレのようなノーカラーツイードセットアップである必要はなく、もっともっとあなたを素敵に見せてくれるセレモニースーツがあります!

具体的なアイテムや選び方のコツは、こちらの記事で詳しく書いています。

骨格ストレートにおすすめセレモニースーツ7選!卒業式・卒園式スーツの選び方 - ゆっくりシイナ時間

 

結婚式のウェディングドレスの選び方

最もきれいな状態で写真に残したいと感じるのが、結婚式ではないかなと思います。

気が済むまでじっくり試着して選ぶのがおすすめですが、着るのも大変なのである程度形は絞っておくのが安心。

絶対避けた方がいいのが以下の2つ。

骨格ストレートが苦手なエンパイアラインのウェディングドレス
骨格ストレートが苦手なプリンセスラインのウェディングドレス

出典:ゼクシィ

胸下からの切り替えのエンパイアラインと腰回りがふんわり膨らむプリンセスライン。

エンパイアは切り替え位置が高すぎて、骨ストさんが着るとマタニティのようなシルエットになりがち。

プリンセスラインは腰回りのボリュームが強すぎて着太りして見えます。

 

おすすめは以下の2つ。

骨格ストレートに似合うAラインのウェディングドレス
骨格ストレートに似合うマーメイドラインのウェディングドレス

出典:ゼクシィ

ウエストからなだらかに広がるAラインと、裾が広がるマーメイドライン。

どちらもメリハリを活かしスタイル良く見せてくれます。

素材感や袖の有無など詳しいことは以下の記事にて解説しています。

骨格ストレートのウェディングドレス【絶対失敗しない】選び方 - ゆっくりシイナ時間

 

スタイル良く見える似合う服を自分で選んでみよう!

長い記事にお付き合いいただきありがとうございました。

おまけに骨ストクイズを作ってみたので、おさらいがてら遊んでもらえると嬉しいです。

骨格ストレート(骨スト)クイズ | クイズメーカー - こたえてあそぶ・つくってあそぶ・クイズのプラットフォームサービス

 

似合う服の選び方はわかったけど、探すのがめんどくさい!そんな方は、骨スト向けの服のみを楽天ROOMにて紹介しているのでのぞいてみてください。

シイナ@骨ストselect shop のROOM - 欲しい! に出会える。

room.rakuten.co.jp

 

私はいつもTwitterや楽天ROOMで、骨格ストレートに似合う服を紹介していますが、フォロワーさんや読者さんが知識をつけて、自分で服を選べるようになることを最終目標として発信しています。

TwitterのDMで、この服は骨スト向きですか?というような質問をよくいただきますが、基本的にこの記事やリンク先の記事で書かれていることを読めば解決するように書いています。

読んだ上で、ここがわからない!という部分があればぜひDMやブログへコメントなどいただけると嬉しいです。

 

自分で似合う服を選べるようになると、テイストなどの好みのものの中からスタイルアップして見えるものを選べるので、幅も広がりとっても楽しくなります。

骨格は一生変わらないもの。

事故らない服選びの知識は一生使えます。

この記事を完全保存版として、迷ったらいつでも読み返して、おしゃれを楽しんでみてくださいね。

そして「私の体型も悪くないかも!」と感じる瞬間が増えれば、これ以上嬉しいことはありません。

 

参考になった方はクリックお願いします。

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