骨格ストレート向きの秋冬のアウターには、チェスターコートやノーカラーコートなど、ウール(ライク)素材のコートがおすすめされることが多いですよね。
この記事にたどり着いたほとんどの方は、見た目の好みだけでダウンコートが着たい!と思っていないのではないでしょうか?
きっとダウンじゃなくても冬が越せるのならそうしてる。
それができないから似合うダウンコートを探しているのだと思います。
- 雪国に住んでいてダウンじゃないと冬を越せない
- 寒がりでダウンじゃないと寒さに耐えられない
そんな方が読んでくださっているのかなと思います。
こんにちは!骨格診断アドバイザー検定1級所持、典型的な骨格ストレートの大塚シイナです。
ダウンは着膨れを起こしがちでどうしても似合うものに出会えない。
妥協して冬はベイマックスやミシュランマンになるしか…と思っている方に、事故らないダウンコートの選び方を解説します。
たしかにチェスターの方が着痩せはしますが、ダウンコートも選び方次第ですっきり見せることは可能です。
この記事を読めば、着膨れないダウンコートの選び方がわかるようになります。
2023年の今すぐ買えるおすすめのダウンコートも紹介しているので、お買い物の参考にしてみてくださいね。
ウール(ライク)コートのおすすめはこちらの記事で紹介しています。
【2023年】骨格ストレートの盛れるコート9選&絶対失敗しないコートの選び方 - ゆっくりシイナ時間
- 骨格ストレートタイプがダウンコートで着膨れてしまう理由
- 骨格ストレートに似合うダウンコートの選び方のポイント
- 着膨れたくないなら避けて!骨格ストレートに似合わないダウンコートの特徴
- 骨格ストレート向けおすすめダウンコート5選
- 高級ダウンブランドどれを買うべき?骨格ストレート向けおすすめ2選
- おしゃれは我慢?いいえ、健康ではないとおしゃれは楽しめません!
骨格ストレートタイプがダウンコートで着膨れてしまう理由
骨格診断ストレートタイプは、一言で表すと「身体に厚みのある上重心のメリハリボディ」です。
すでに厚みのある身体に、凸凹感やボリュームを感じる素材を着用するのは苦手な傾向。
ダウン特有の、空気を含んだふっくらとボリュームのある素材は、身体にさらに厚みを足してしまうというのが着膨れの主な原因です。
そもそも骨ストさんの苦手な素材であるダウンを、どうすればすっきり着られるようになるのか。
選び方のポイントを解説していきます。
骨格ストレートに似合うダウンコートの選び方のポイント
骨格ストレートに似合う服の前提として、肩幅や身幅がタイトすぎず大きすぎないジャストサイズであることが最も大切です。
それをふまえた上で、骨格ストレートに似合う着膨れないダウンコートの選び方のポイントは以下の5つ。
- ステッチの間隔が狭すぎないorノンステッチ
- 生地のツヤが控えめ~マット
- もも丈~膝丈くらい
- 凸凹感が少なくフラットに近い
- 首まわりにボリュームが出すぎない
手持ちのダウンコートを使って解説していきます。
(ちなみにこのダウンコートは私が骨ストを意識して選んだものではなく、義母からプレゼントされたものなので、骨ストの得意ポイントと苦手ポイントが混在しています。)
ステッチの間隔が狭すぎないorノンステッチ
ステッチの間隔が狭すぎると、それだけ凸凹感が強くなります。
間隔は狭すぎず広すぎずがベスト。
商品自体は少ないのですが、表にはステッチが出ないフラットなダウンコートもあります。
中身が偏るのでは?と思うかもしれませんが、内側にステッチがくるようにデザインされているものも多く、このタイプが一番すっきり見えるのでおすすめです。
生地のツヤが控えめ~マット
生地のツヤが強いものをおすすめできない理由は2つあります。
まずは、安っぽく見えてしまうから。
骨ストさんは上質な素材が似合うと聞いたことがあるという方も多いかと思いますが、実際に高いかどうかはおいておいて、高見えするかが重要です。
テラテラしている素材は骨ストさんのリッチな体型と相性が悪く、安っぽく見えがち。
もうひとつの理由が、ツヤによる錯視効果で凸凹が強く見えるからです。
例えるなら、メイクの際ハイライトを入れた場所は高く見えますよね?
それと同じ現象が起こり、ダウンの凸凹を強く見せ、結果着太りして見えてしまいます。
完全なマットでなくても良いので、できるだけツヤ感控えめがおすすめです。
もも丈~膝丈くらい
骨格ストレートのダウンコートで一番おすすめの着丈はもも~膝丈。
短いと上重心を強調してしまうし、長すぎるとバランスが悪くなります。
短いものはウェーブさん、長いものはナチュラルさん向けですね。
凸凹感が少なくフラットに近い
ステッチが入っているものを選ぶ際は、パンパンにダウンが詰め込まれたような凸凹が強いものではなく、フラットに近いものを選ぶとよりすっきり見えます。
このダウンコートがそこまで大きく事故らずに済んでいるのは、マットでフラットに近いからかなと感じています。
首まわりにボリュームが出すぎない
ダウンコートは基本的に極寒の環境で着用される前提だからか、首まわりもボリュームあるダウンでデザインされているものが多くなっています。
首まわりのボリュームが強いと詰まったような印象になり、これもまた上重心を強調します。
ちなみにこのダウンは首回りのボリュームがやや強めなので、できるだけ首との間に隙間をもたせて着用することで詰まった印象は緩和できました。
フードの有無に関しても、ない方がボリュームは少なく済みますが、私の考えでは防寒性やお顔の印象に合う方を優先してもいいかなと思います。
ダウン以外にも、骨格ストレートに似合う服の選び方に関してはこちらで詳しく解説しています。
骨ストの骨格診断アドバイザーが教える骨格ストレートに似合う服を徹底解説【完全保存版】 - ゆっくりシイナ時間
着膨れたくないなら避けて!骨格ストレートに似合わないダウンコートの特徴
すっきり着こなしたいのなら避けた方が良いダウンコートの特徴は以下の通り。
光沢のある生地
ツヤ感があるとそれだけで凸凹感が強く見え、着膨れて見える原因になります。
実際はそれほどではなくても、パンッパンにダウンが詰め込まれているように見えるので、注意が必要。
ショート丈
ショート丈のダウンは上重心を強調し、全身のバランスを崩しがち。
骨ストさんの細い脚と上半身の対比がますます強くなるので、スタイルアップからは離れてしまいます。
オーバーサイズ
ただでさえオーバーサイズで着膨れやすい骨ストさん。
それに加えダウンだと大事故に。
ジャストサイズを選ぶことは何よりも大事と言えます。
この画像ほどオーバーサイズではなくても、ちょっと大きめというだけで事故率はあがるので、2サイズで迷った際は小さめがおすすめです。
首回りやデコルテにボリュームが強くあるもの
骨ストさんの厚みが気になる場所はデコルテ。
そこにボリュームが強くあると着膨れ不可避!
ネックは立ち上がっていても問題ないのですが、首回りにボリュームが強すぎるとどうしても詰まったような印象になってしまいます。
首やデコルテまわりは開けて着るのが一番すっきり見えますが、防寒の観点でしっかり閉めて着用したい場合は、首回りのボリュームの控えめなものがおすすめです。
骨格ストレート向けおすすめダウンコート5選
ここからは今すぐ買える骨格ストレートにおすすめのダウンコートを紹介します。
上であげたポイントをクリアしている商品なので、自分で選ぶのが面倒な方、てっとり早くおすすめが知りたい方はチェックしてみてください。
ちなみに、普段手に入りやすいユニクロなどの商品も紹介しているのですが、現行販売されているユニクロやGUのダウンに骨格ストレートにおすすめできるものはありませんでした。
カジュアルなダウンがお好みの方におすすめなのがこちら。
ジグザグに入ったステッチで、もこもこした印象がでにくいのがポイントです。
ウエストの内側にコードが内蔵されており、ウエストラインがシェイプしたシルエットで着用できスタイルアップ効果◎
首回りにボリュームが少ないのも嬉しい!
ステッチを内側に施すことで、表面がフラットなすっきりした印象に。
十分な着丈でIラインシルエットがつくれます。
アームホールが細めなので中に着込みたいという方には向かないかも。
重くなりがちな冬のアウターですが、カラー展開がブルベ夏向けで柔らかな印象なのが推しです!
le.coeur blanc ファーフードロングダウン ルクールブラン ジャケット・アウター ダウンジャケット・ダウンベスト ブラウン ベージュ ブラック【送料無料】
顔回りにファーはほしいけど、大人っぽいよりかわいらしいほうが好き!という方はこちら。
こちらはフェイクファーを使用しており、顔回りを華やかに。
脇から裾に入ったステッチがウエストラインをきれいに、骨格ストレートでも着膨れないシルエットを作ってくれます。
こちら、実際に購入された読者さんから大優勝でした!とご報告いただきました。
ステッチがなく、フラットな表面が着痩せして見えるダウンコート。
内側にステッチを施しているため、中のダウンが偏る心配もありません。
襟にフードが収納できるデザインで、気分やコーデによって出し入れができます。
一見ダウンコートには見えないほどすっきりしたデザインで、骨ストさんに激推ししたいアイテム。
自由区 【Sサイズ有】LIMONTA ミドル丈ダウンコート ジユウク ジャケット・アウター ダウンジャケット・ダウンベスト ブラック ピンク【送料無料】
同じくステッチレスのダウンコート。
フードの取り外しが可能で、外してスタンドカラーとして着用しても。
首回りのボリュームが強くないのも嬉しいポイントです。
袖口内リブ付きで防寒性も◎
ダウンコートにはあまりないカラー展開も推しポイント!
特におすすめはステッチレスの商品。
あまり販売されていないので、ジャストサイズのものがあったら“買い”です!
その他にも、おすすめダウンやコートなどアウター類はこちらで紹介しています。
(新しい順)
高級ダウンブランドどれを買うべき?骨格ストレート向けおすすめ2選
ダウンコートは毎年のように買い替えるものでもないし、いいものを長く使いたいという方はHERNO、モンクレール、カナダグース、タトラスなどの高級ダウンブランドが気になるかもしれません。
でもお値段が張るので失敗は絶対に避けたいところ。
私が確認した限り、HERNOは凸凹感やツヤ感強めのものが多く、モンクレールはサイズ感が大きく骨ストさんにはおすすめできないなと感じました。
(2023年販売中のものの印象です)
今季販売されている高級ダウンブランドの中から、おすすめのものを2つ紹介します。
CANADA GOOSE(カナダグース)/Berkley Coat
出典:カナダグース
カナダグースは他ブランドと比べて細身のサイズ感が◎
細身と言ってもタイトになりすぎるというほどでもありません。
着丈は短めのものの取り扱いが多いので、選択肢は少なくなります。
モデルさんが長身なので少し着丈が短く感じますが、80cm前後あるため十分かなと。
このバークレーコートは、なんと言っても身頃がステッチレスなのがポイント。
身頃がフラットなだけでだいぶすっきり見えます。
ややタイトに着ても、ストレッチ性のある素材を使用しているので安心。
ウエスト調整が可能なのとフードの取り外しができるのもポイント高いですね。
TATRAS(タトラス)/ラヴィアナ
タトラスの中でもこれはおすすめできる!と感じたのがこちら。
ステッチ幅が程よく、凸凹感の一番少なめなのがこのラヴィアナ。
十分な着丈があり、ファーやフードの取り外しも可能です。
特にマットな質感と、首回りのボリューム感が強すぎないところが推しポイント。
今季の高級ダウンブランドでおすすめできるのは、この2点かなと感じます。
高いお買い物になるので、参考になれば嬉しいです。
おしゃれは我慢?いいえ、健康ではないとおしゃれは楽しめません!
寒くても着膨れたくないからチェスターでなんとかしのごう…おしゃれは我慢…なんて思っていませんか?
おしゃれを楽しむには、心身の健康が必要不可欠。
無理をしないで、お気に入りのダウンを見つけて温かく冬を過ごしてください。
このブログでは骨格ストレートに関しての情報をたくさん発信しています。
その他骨格ストレートにはどんな服が似合うのか、徹底的に解説しましたのでぜひこちらも読んでみてください。
骨ストにおすすめのお洋服をたくさん楽天ROOMで紹介しています。
シイナ@骨ストselect shop のROOM - 欲しい! に出会える。
参考になった方はクリックお願いします。