骨格ストレートに似合う袖は、セットインスリーブと言われています。
それなのに、お店には「肩落ち」とも呼ばれるドロップショルダーの服ばかりが売っていますよね。
- 骨格ストレートにドロップショルダーって似合うの?
- ドロップショルダーだと太って見える気がする。どうして?
- 骨格ストレートのドロップショルダーの選び方が知りたい
という方に、今回は図解でわかりやすく説明していきます。
こんにちは!骨格診断アドバイザー検定1級所持、典型的な骨格ストレートの大塚シイナです。
この記事は、図解によって骨格ストレートにドロップショルダーが似合わない・太って見える理由が論理的にわかる内容になっています。
事故らないドロップショルダーの選び方も紹介するので、失敗が減りますよ!
- 骨格ストレートでドロップショルダーが似合わないのは肩幅が広いからって思ってない?
- 骨格ストレートにドロップショルダーが似合わない理由【図解で説明】
- 骨格ストレートにドロップショルダーが似合わないもうひとつのポイント
- 骨格ストレートでもドロップショルダーが着たい!理由が重要な話
- 骨格ストレートのドロップショルダーの選び方・似合わせ方
骨格ストレートでドロップショルダーが似合わないのは肩幅が広いからって思ってない?
以前こんなツイートをしたらたくさんの反応がありました。
肩がいかつく見える人ー!
— 大塚シイナ@ブルベ夏骨格ストレートライター (@yukkurishiina) November 28, 2019
骨格ストレートは肩幅がいかついんじゃなくて、肩幅より二の腕が体の外にせりだしている事が多いよ!
絵で見るとわかりやすいかも?
ドロップショルダーはもちろんのこと、ラグランスリーブも事故のもと😭
逆に肩幅が広い骨格ナチュラルさんにはラグランおすすめ😊 pic.twitter.com/VTYT41G5ZL
これってもしかして、骨格ストレートは肩幅が広いと誤解している人が多いんじゃないかな?と思ったんです。
似合わないトップスを着ると太って見える、体が大きく見える、ガンダムみたいになる…
そんな骨ストさんは多いと思います。
ドロップショルダーも同じく、肩が目立って似合わないと感じている人も多いかもしれません。
もちろん骨ストでも肩幅が広い人もいれば狭い人もいると思いますが、ツイートの通り、骨ストは肩よりも二の腕が横にせり出している事が多いように感じます。
画像の広瀬すずちゃんもそうですが、私もそうです。
ドロップショルダーが似合わないのは、肩幅のせいではないんです。
骨格ストレートにドロップショルダーが似合わない理由【図解で説明】
では早速、なぜ骨格ストレートにドロップショルダーが似合わないのか、図解で説明していきます。
私は型紙(パターン)がひけないので簡単な図になってしまいますが意味は伝わると思います。
ドロップショルダーの服のむかって左半身の図です。
黒い線で書かれた部分がドロップショルダー、赤い点線部分がセットインスリーブの服の形です。
袖付けの位置以外にも、違いがある事がわかりますね。
赤い矢印で書かれたセットインスリーブの服の袖幅・身幅に比べて、黒い矢印で書かれたドロップショルダーの服の袖幅・身幅が広い事がわかります。
袖幅と身幅が広いと、その分服が身体から離れ、骨格ストレート体型の上半身の厚みを増してしまうんですね。
こちらは少しだけ肩落ちしたカーディガンです。
赤い矢印のところか袖付け線になります。
肩が少し落ちているだけでも、このように袖幅が広くもたついてしまいます。
ドロップショルダーに限らず、袖幅が広い(アームホールが広い)服にドルマンスリーブがあります。
セットインスリーブのトップス(左)とドルマンスリーブのトップス(右)、どちらがスタイルアップして見えるかは一目瞭然ですよね。
それなら、袖幅や身幅が広くないドロップショルダーの服なら大丈夫って事じゃん!って思うと思います。
型紙(パターン)をひいた事がある方ならわかると思いますが、袖付け位置を下げるとどうしても袖幅や身幅が広くなってしまうんです。
試しに、袖幅を狭くしてみます。
わかりやすいように、袖付けの位置は同じにしてあります。
左が普通のドロップショルダー、右が袖幅を狭くしてみたものです。
セットインスリーブの服の袖幅と同じ所まで狭くしてみました。
どうでしょう?袖幅を狭くすると、身幅が広くなっていると思います。
次は身幅を狭くしてみます。こちらも袖付けの位置は同じにしてあります。
左が普通のドロップショルダー、右が身幅を狭くしたものです。
セットインスリーブの服の身幅と同じ所まで狭くしてみました。
今度は身幅を狭くする事で袖幅が広くなっているのがわかると思います。
このように、ドロップショルダーって、身幅も袖幅も両方を狭く作る事はできないんですよね。
骨格ストレートにドロップショルダーが似合わないもうひとつのポイント
ここまでで、骨格ストレートにドロップショルダーが似合わない理由が大体わかったと思います。
あと1つ、似合わないポイントがあるんですが、それは肩の丸み。
鎖骨、膝に骨感が少ないというのは骨格ストレートの特徴としてよく知られています。
肩にもそれは言える事で、骨ストさんは肩に丸みがあるんですね。
ドロップショルダーだとその肩の丸みそのままのシルエットになるため、丸みが目立ってしまいます。
袖幅と身幅が広くなり上半身が大きく見える上に肩の丸みが目立つと、どうしても太って見えがちです。
それが骨格ストレートにドロップショルダーが似合わない理由かなと思います。
骨格ストレートでもドロップショルダーが着たい!理由が重要な話
骨格ストレートにドロップショルダーは難しいアイテムだとわかった、それでもドロップショルダーが着たい!
そんなあなたに質問です。
それでもドロップショルダーが着たい理由はなんですか?
ドロップショルダーやビッグシルエットが着たくなる気持ち、とてもよくわかります。
私の場合、その理由は「似合っている人が着てるのを見ると華奢に見えるから」でした。
よく考えなくても今ならわかります。私が着ても華奢には見えないということを。笑
細くみせたいなら断然、セットインスリーブなんですよね。
私のように、華奢見せしたいとか、細くみせたいという理由であるなら、ドロップショルダーでない方がその理想を叶えられると思います。
骨ストだから、〇〇は似合わない…と悲しい気持ちで諦めるのは推薦していません。
かといって、着たいと思う「理由」を無視して似合わせる方法を模索するもの違うなと思うのです。
あなたにはもっと素敵に見える服があるってことも、少しだけでも頭の片隅に覚えていてくれたら私は嬉しいです。
骨格ストレートのドロップショルダーの選び方・似合わせ方
理由を考えた上でドロップショルダーが着たいという人に、私がお勧めしたい方法は似合う素材・色はもちろんですが、袖幅重視で選ぶことです。
普通のドロップショルダーは身幅も袖幅も広いと書きましたが、袖幅が狭めのものを選ぶ、という事です。
先ほども説明に出てきたこのタイプですね。
その分身幅が広くなるんでしょ?という思うと思います。
その通り、カットソーやニットなんかだと難しいと思います。
おすすめなのが、ロングカーデなどの羽織もの。
前開きなので身幅が広くても前を閉じなければごまかせるという所がポイントです。
ただ、コート等の厚みがあるものだとごまかしがきき辛いので難しくなります。
このように骨格ストレートが太って見えないドロップショルダーを選ぶと、比例してドロップショルダー特有のゆるっと感が減ります。
それでは意味がない!という人、ドロップショルダーのゆるっと感が好きだから着たいという人は、太って見える事は無視して身幅も袖幅も広いものをチョイスしてもいいと思います。
常に自分の骨格に100%似合う服を着る必要もないのです。
ぜひ理由を大事にしてほしいな、と思います。
というわけで今回はここまで。
ドロップショルダー以外の袖に関してこちらの記事で言及しているので、気になる方は読んでみてくださいね。
骨格ストレートの肩幅をいかつく見せない袖の選び方|パフスリーブもOK
骨ストに似合うトップスに関してはこちらで詳しく解説しています。
【5kg痩せて見える】骨格ストレートのトップスの選び方&GU・ユニクロ含むおすすめ紹介
その他骨格ストレートにはどんな服が似合うのか、徹底的に解説しましたのでぜひこちらも読んでみてください。
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自分で探すのは時間がかかる、めんどくさい!という方はぜひのぞいてみてください。
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