以前、亜急性壊死性リンパ節炎という病気になって会社を退職したと書きました。
読んでいただいた方にはわかるように、治療法はないものの、1~2ヶ月で自然完治する病気です。
ですが社内規定の休職期間をこえても直らなかったので、解雇されたのです。
去年入社したばかりでした。
一昨年、前職を辞めてから散々仕事について考えました。
なのに!また考えなくてはいけないハメに…w
というわけで、HSPで仕事が続かない30代の女性の転職・仕事に関して思う事を好き勝手に書いてみようと思います。
同じように30代女性で転職を考えている人や、HSPで仕事の事で悩んでいる人の参考になれたらと思います。
- HSPが原因で仕事が続かない私が続けられる仕事とは?
- 未経験で好きな業種を選ぶと職種がHSP的に苦手なものになってしまう
- 面接で聞いてはいけない事を知らない人事に30代女性が聞かれがちな事
- 直近の会社も結局ブラック…病気で解雇されて仕事が続かなかった
- 仕事が続かない理由はHSPだけじゃなくて夜型だからなのかも
- 週5日フルタイムで働かなくてもいいのではないか?
- HSPの理想の仕事は無理をしないでニュートラルな気持ちで働けるもの
HSPが原因で仕事が続かない私が続けられる仕事とは?
今までいろんな仕事をしてきました。
大抵の仕事は私の体調が悪くなり、病気か病気一歩手前になって辞めるという流れです。
以前にも書いたように私はHSPという体質で、神経が過敏であることも理由の一つだと思うのですが、やはりそれだけじゃなく仕事内容があってなかったり、田舎で生まれ育った私がいつまでたっても都会の暮らしについていけない事も理由なのかもしれません。
一体、どんな仕事なら続くの?というのを一昨年仕事を辞めた時に散々考えて、自分の中で体への負担が少ないと思われる
- 電車1本で座って出勤出来る(乗車時間は40分ほど)
- 定時が前職より1時間短い(残業ほぼなし)
- 小さい会社で関わる人が少なく1部屋に4人しかいない
- もくもくとこなせばOKの電話すらない入力業務(しかし簿記・会計知識のない私にはかなり頭の使う仕事だった)
- 前職より休みが多い(前職は祝日は出勤だった)
という仕事に就いて、希望にはかなりあっていたと思います。
特に勤務時間が1時間短い事で、帰宅後慌てて食事を作らなくてよくなったし、前職で引き出しを思いっきりしめる人とか書類をダンダンデスクに打ち付ける人やマウスをデスクにカンカンさせる人の音で苦しんでいたので、少人数というのが静かで嬉しかった。
(最初はエンターキー絶対壊すマンがいたけどパンタグラフキーボードに変えてなんとかなった)
月曜からの仕事がいやすぎて、日曜の昼頃からうーうー唸っていた前職時代とは違い、転職してからは月曜の朝も仕事は楽しくはないけど嫌でもないというニュートラルな気持ちで迎えることが出来ていました。
そう、最初だけは…
未経験で好きな業種を選ぶと職種がHSP的に苦手なものになってしまう
私はコスメや美容、スキンケア等が大好きなので、今までも何度となくそういう業種にチャレンジしようとしたり、実際してみたりしてきました。
業種で選ぶと、私のような時にスキルや経験のない者は職種がほとんど選べません。
ようするに、美容系の仕事をしたければ販売位しか選択肢がない、ということ…
美容にハマったのは20代はじめくらいでそれまでは音楽をやっていた身なので、若いうちに美容業界で働いた経験がないのです。
人見知りの私が販売の仕事を楽しく続けられるわけもなく…当時アルバイトでしたが半年くらいで辞めてしまった記憶があります。
面接で聞いてはいけない事を知らない人事に30代女性が聞かれがちな事
30歳で結婚をして、その数年後仕事を辞めたいと思った時にふと大好きな会社が頭に浮かび、本社の住所を知ってびっくり。
結婚して引っ越した先からとても通いやすい距離にありました。
私はそのブランド(美容業界です)が大好きだったのでありったけの「好き」をこめて履歴書を書き送付。
ぜひ面接をという事で面接に行きました。
30代の、特に既婚女性で転職を考えている人、結婚予定で、結婚前に転職を考えている人には知っておいてほしい事を書いておきます。
私はこの面接の際に「結婚何年目ですか?」と聞かれました。
正直、あぁ、これ落ちたな…と思った瞬間です。
なぜそんなことを聞くのかって、結婚して間もない場合、「どうせすぐ子供出来て産休または辞めるんでしょ?」ってことです。(逆に何年目だったら許されるんだろ?)
私の場合、結婚前から子供が望めない事がわかっていたのでそんな心配をされても関係がないのですが、世間はそうは思いません。
結婚したら子供を産む、それが当たり前だという考えはまだまだ根強く、厄介です。
わざわざ「1年目ですが、子供は出来ないので…」と説明するのもおかしいかと思って「1年目です」としか答えられませんでした。
結婚してから転職するか、転職してから結婚するか悩む方をネットでみかけたりしますが、絶対結婚前に転職してある程度仕事に慣れてから結婚した方がいいです。
上記のようなことで転職難易度が高まる可能性があるからです。
でも、本当はこういう事って面接では聞いちゃいけないんですよ。
私はこの面接で落ちて、転職を諦めて仕事を続け体を壊して結局退職し、転職しました。
ですがその後の面接でこのようなことやこれに似た事を質問された事はありません。
ちゃんとした人事の方なら聞いてはいけない事が厚生労働省で決められていることを知っています。
何年目ですか?という聞き方ならセーフというわけではないと私は考えています。
正直、夫と結婚する前、子供はあきらめないといけないという事で散々悩んだ過去がある私としては大好きなブランドの会社でこのような質問をされた事がショックでした。
このような質問をされなくても、既婚者で30代で子なしだと、いつ子供出来てもおかしくないな…と思われがちです。
女性中心の職場以外ではそのような理解を得られない事がまだまだ多いので、転職と結婚を考えている方は転職を先にするのをすすめたいです。
ちなみに直近で勤めていた会社は小さく人事部がなかったので私が面接官をする事もありました。
この経験からかなり質問には気を付けましたね…
直近の会社も結局ブラック…病気で解雇されて仕事が続かなかった
前職には私は紹介予定派遣という形で採用されました。
派遣で入社して、最長6カ月の派遣期間を経て、本人と会社お互いの納得のもと正社員になるというもの。
紹介予定派遣ははじめてだったんですが、落とし穴があります。
入社時に、社員登用された際の正確なお給料がわからなかったり、私の会社だけかもしれませんが細かい休暇や手当の事も聞かされませんでした。
私は3か月の派遣期間を経て正社員登用の話をもらいましたが、その時社長が国に帰っていて(外国人の方でした)なんの社内規定も聞かされないまま、お給料すらわからないまま社員になる意志はあるかと総務の方に聞かれました。
正直、3か月働いて、そこから規定聞いて譲れなかったり思ったより給料が少なくてもそこで辞めるってなかなか出来ませんよね…
3か月働いちゃったら履歴書にも残るし。
ちなみに実際の給与は派遣会社から聞いていた年収より20万低かったですw
で、実際働いていると休日出勤の代休は3カ月後位にしかとれないし、というか3か月も休日出勤続きだし(面接の時は出られれば出ればいいと言われたけど、派遣の方も来てるのに社員である私が休めるはずもなく…)
休日出勤手当は出ないし結局ブラックでした。
同じ部の社員が辞めることを2日前に知らされる(何か月も前から決まってたのに)とかもあったなぁ…
激務の繁忙期が終わった頃、私は亜急性壊死性リンパ節炎という病気を発症しました。
原因不明と言われていますが、ストレスでしょうね…
休職中に社内規定に休職についての文言がなかったのにも関わらず、休職は1か月までとするという文言をつけたしたものを「規定が変わりました」とメールが送られてきた時、
私は「やめろってことなんだな」と思ったんですが、その後も「私のいない穴を埋めるのは大変だ、少人数でやっていくのは無理がある」等ともし1か月たっても熱が下がってなくても出社しろと言わんばかりのメールが届いたりしました。
こっちは40度近い熱があるんですけど…
休職して迷惑かけたとは思っていますが、どうして病気になったのかを考えると申し訳ないという気持ちが薄れます…
辞めるに至った大きな理由がもう1つありますが長くなるので端折りますw
仕事が続かない理由はHSPだけじゃなくて夜型だからなのかも
偶然見たYouTubeの動画で、メンタリストDaiGoさんがサラリーマンに向かない人は夜型の人だとおっしゃっていました。
なぜなら大抵の会社は朝はじまって夕方終わるから。
フレックスやリモートワークが認められている会社でなければそうですよね。
私は朝が弱く、以前から絶対朝型ではないと思っていました。
中間型のやや夜型よりかな?と。
そこで、NCNP精神生理研究部というちゃんとしたところが出している朝型夜型質問紙というものがあって、やってみました。
質問をといた後に超朝型~超夜型のどこに分類するのか、グラフとともに教えてくれます。
中間型のやや夜型よりかな?
と上記に書きましたが、私、自覚のない超夜型でしたwww
ちなみに私目線で朝強いなーと思う夫にやってもらったら超朝型寄りの朝型でした。
これを見て、働く時間も転職の際の条件に組み込むべきだなと思ったのです。
私のように幼少期から朝が苦手という方は、朝型夜型質問紙をぜひやってみてほしいです。
週5日フルタイムで働かなくてもいいのではないか?
私はお金をあまり使いません。
コスメは好きですが、プチプラばかりだし、それ以前に家に物が増えるのが大嫌い。
服も骨格診断を受けてから安物でも似合うものがわかってきたのでお金を使わなくなりました。
食事や家賃、光熱費等はあるにしても、フルタイムで働いて毎回病気して病院でお金使ってってバカみたいだなと思うんです。
2018年、医療費は私だけで8万を超えていました。(歯医者での高額治療等はしてません)
今回の病気でさらに、フルタイムで働かなくてもいいんじゃないか、という気持ちになってきました。
お金はあるにこしたことはないけれど、自分にとって何が一番大切なのかを考えると自分が楽しく機嫌よく生活できることだし、夫も私がご機嫌だと嬉しそうです。
最近読んだ本で年収90万円で都内で一人暮らししている大原扁理さんの本に書いてあった文章です。
与えられた環境も物欲も、必要なお金の量も人によって違うのに、なんでみんな一律に週5で働かなきゃいけないんだろう、って疑問に思った事ないですか?
私、そう!!そうなの!!!って思いましたw
結婚してるから夫の稼ぎもあるから、とかじゃなく、一人暮らしであったとしてもそう思ってたと思います。
HSPの理想の仕事は無理をしないでニュートラルな気持ちで働けるもの
理想を言ってしまえば、HSPであるから静かな環境で、電車に乗らなくても出勤出来る所(究極は自宅)で働けて、一人でもくもくとする系。
さらに理想を言えば美容系。
かなり難しすぎる条件ですねw
上記は理想ですが、私の体が無理をしないような、特に音過敏がひどいので静かな環境でフルタイムで働かなくていい場所への転職をこれからは目指したいかな。
仕事が楽しい!!!!って人はうらやましいし、そうなれるならなりたいけど、せめて仕事に対してニュートラルな気持ちでいられるようになることが目標。
とりあえず今は別の病気で働けなくて雇用保険も延長手続きしているので、まずは職探し出来る所までもっていく、が最初の一歩!
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*追記*
その後どこにも転職することなく、フリーランスのwebライターになりましたw
家で静かな環境で働ける、とても私に合った仕事だと思っています。
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