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【HSP】敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本の感想レビュー

私がHSP(敏感すぎるという生まれつきの気質)である事は以前書きました。

5人に1人はそのような気質だそうなので、私もかも?と思った方、HSPってなんだろう?と思った方はまずこの記事を読んでみてください。

やたらと毎日疲れる、生きにくいと感じているあなたはもしかするとHSPかも

 

今回は、そんなHSPの人の仕事選び、仕事への不安を書いた本である、敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本という本を読んでみたので感想レビューを書いていきたいと思います。

 

 

 

HSPは仕事が続かない、すぐ辞めてしまう人が多い

HSPについて調べていると、仕事についてとても悩んでいる人が多い印象です。

そんな私もその一人で、今まであまり長く続いた仕事はありません。

 

7年間勤めた会社がありましたが、結婚して勤務に1時間半かかるようになり辞めました。

それ以外は短期間で辞めているものばかりです…

 

なぜなのか、HSPの中でもそれぞれ理由が違うかもしれませんが、私の場合は

  • 満員電車や人ごみが極端に苦手
  • 音とにおいにかなり敏感で、職場により人の香水や発する音等で具合が悪くなる
  • 人間関係で気を遣いすぎてしまう
  • 自分のペースで仕事が出来ない(同僚が驚くほどの量の仕事を任される)

このあたりが多いように思います。

特に上2つは理由としてかなり大部分をしめています。

 

ちなみに今は2つの病気を同時に発症し、片方は完治しましたが、もう片方がまだ通院中のため仕事が出来ず(当然雇用保険ももらえないので受給期間延長中)無職です。

 

HSPはクリエイティブな仕事に就くといいと言われているけど

HSPは生きづらいと感じる人も多いと思いますが、その特徴の長所をいかした仕事をすればいいといいますよね。

よくいろんな本にあげられているのがクリエイティブな仕事

小説家、画家、ミュージシャン等、感受性の豊かさを生かせる仕事が向いているとか。

 

まず現実的ではないし安定を求めるタイプであれば見向きもしないような仕事たち…w

ちなみに私は過去に音楽をやっていました。

というか、田舎から音楽をやるために上京した人です。

仕事にするのが難しい事も経験上わかっているし、感受性が豊かでも、それをうまく表現する事が出来なかった私は向いているかと問われれば向いていなかったかもしれません。

 

この本は色々な所でよく書かれているHSPはクリエイティブな仕事が向いているというのを、素直に受け入れられずにいるという著者が書いています

 

本に記載されていたHSPが仕事を選ぶポイント4つ

この本にはそんなHSPが仕事を選ぶのは非HSPより難しいと書かれています。

そこでHSPを生かす仕事を選ぶのに4つのポイントが記載されていました。

  • 環境
  • 適性
  • 人間関係
  • ペース

 

この4つです。

 

私の場合、環境に関しては主に音ですね。

タイピング音がうるさい人、文字を書いた後ペンを雑にデスクに投げる人、引き出しを力いっぱい閉める人、声が大きい人…

そういうものがダメで続けられなかったり、耳栓をしてもいいか上司に相談をしたりした事もありました。

 

どんな環境だと疲れずに能力を発揮できるかが大事。

 

そして適性

私は今まで接客業~事務や経理までいろんな仕事をしてきましたが、販売の仕事はむいてないなと思いました。

私自身がショッピングをする時に話しかけられるのが苦手だから、話しかけられないのです。

アロマセラピストだった時はよくお客様の「負のオーラ」をもらってしまってひどく疲れた事もあります。

 

事務仕事でも、電話応対のないもくもくと作業をこなすようなものが自分では向いていると思い込んでやっていましたし、7年続いた仕事もこの手の仕事です。

でも、本当は「向いてない事はない」だけで「向いている」わけでもないかもしれませんね。

仕事はやってみなきゃわからないって所が大きいように感じますし。

 

そして人間関係

良好な会社の方が少ないかもしれませんが、私はその点わりと恵まれた環境で仕事が出来ていたかなとは思います。

同期に威圧的な人がいて気疲れする程度はありましたがw

 

最後にペース

ここが問題になる事は比較的多かったかなと思います。

特に7年務めた会社では、私は他の人よりも任される仕事量が明らかに多く、なんとかこなそうと急いでやると「こんなに早く出来るのか」とさらに任される量が増え…

といった感じでしたね。

あえてゆっくりやっても任される量に変化はありませんでしたw

 

仕事の流れ、リズム、いつまでに一人前になる必要があるのかが大事。

私は前職を病気で辞めていますが、一人前になる必要がある期限が入社1日目に一年である事が判明し、さらに先輩社員が辞めた事で「一人前」のレベルがあがり、おそらくそのストレスがきっかけで病気になりました。

本当に、ここは大事です。

 

この4つのポイントを押さえ、プラス長期視点で見るのがいいとの事です。

 

HSP独特の仕事の学習曲線とは?仕事を覚えにくい?

この本にはHSPは仕事を覚えるのが遅いが、わかるようになるとすごくできるようになる人が多いと書かれています。

だから長期視点で見たほうがいいとのこと。

 

このあたりに対しては私はあまり共感しませんでした。

同期と比べて覚えが悪いと感じた事はなかったですし、逆に出来る人扱いされてたくさんの仕事を任されてペースが保てなかったほうです。

 

でも、この本に書いてあったHSPの深く処理する特徴に関してはかなり共感出来ました。

前職の時、仕事を教えてもらっている時にいつも「何のためにやってる作業なのか」「これは全体の仕事のどの部分なのか」「どうしてそうなるのか」等がわからなくてなかなか頭に入らないなと感じていました。

 

これをこうしてこうやって、とだけ言われても、そう言われるままにこなす事は可能なんですが、「なぜなのか」がわからないと応用もきかない。

そういう部分まで説明してもらえないと理解できた、この仕事はもう覚えたと思えなくて、先輩に「よくやってくれてる」と言われても、自分自身は「全然覚えられない」という感覚でした。

 

前々職の時は同期がいたので上記のような事を相談すると「別にできてればよくない?考えすぎだよ」と言われたりしたんですが、HSPの特徴だったのかとこの本を読んで気付きました。

 

HSPである私のこれからの仕事選び

まだ病気がよくなるまでは仕事は出来ないのですが、この本を読んでの感想としては、結局外で働こうと思ったら入社してみるまでわからないじゃんって事です。

 

面接の時に必ずしも、実際働く職場を見学させてくれるとも限りません。

環境や人間関係は入社してみないとわからない。

 

適性は今までした事のある仕事であればなんとなくわかりますが、違う職種を選ぶのなら、これもやってみなきゃわからない。

ペースは最初からがんばりすぎなければ自分のペースを保てるかもしれませんが、前任からの引継ぎのような入社の仕方だと

その人が辞めるまでになんとかしないといけませんが大抵は他にも社員がいるので教えてもらう事はできますよね。

 

本を読んでも個人的には不安は解消されませんでした。

むしろ、どうにかして在宅で働こうとすら思ったくらいw

正規雇用してもらっても、あっけなくたった1ヶ月の休職期間満了で解雇になったのでそのあたりはどうでもよくなりましたw

 

大手企業に入社しても安心できない時代、さらにHSPで仕事選びが難しい私…

これからどうやって稼いでいけばいいのか、手に職をつける事を考え勉強中です。

 

他にもHSPの仕事に関する記事を書いています。

HSPで仕事が続かない私が病気で解雇され改めて続けられる仕事について考えた - ゆっくりシイナ時間

 

*追記*

2年後である現在は在宅でフリーランスwebライターをしています。

とても自分に向いている仕事だと感じています。

 

 

 

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