前回からのつづきです。
HSPについて、わかりやすくまとめてあるサイトがあったのでリンクをはります。
5人に1人は繊細すぎて生きづらい、「HSP」という遺伝特性 - NAVER まとめ
卑屈、恥ずかしがり、神経質、弱虫、引っ込み思案といわれてしまうこともある気質、とありますが、私自身はどれも言われた事がありません。
(神経質だとは自覚していますが)
そういう性格である人が多いようですが、外向的なHSPの人もいるようです。
今回は自分や身内をHSPだなと思ったエピソード、まわりの非HSPが気にならない事が気になったエピソードを書いていきます。
身近にいるHSPの親戚
親戚に、この人はHSPなんだろうと思う人がいます。
父のいとこにあたるおじさんなのですが、「がらっぱち」と親戚内で言われているほど「おおざっぱ」「明るい」「荒っぽい口調」「おしゃべり好き」な、
この人を苦手と思う人も多いんだろうなと感じるタイプのおじさんです。
とても外向的な人です。
でも、本当はとっても繊細な人だってことはHSP体質の私や母、兄等は気付いています。
荒っぽい口調の中にときおり、そう感じる言葉があったり、非HSPの人は気が付かない事に気が付き行動してくれたりするのです。
非HSPの親戚はこのおじさんを苦手な人も多く、悪くいう人もいるのですが、
きっと本当は繊細だってこと、気付いていないからだと思っています。
共感力が強いのかもと思ったエピソード
HSPの特徴のひとつの共感力の強さ。
私、いつもこれが強くてなんなんだろう?って困る事がありました。
友人の悩みを聞いていて共感しすぎて滅入ってしまったり、それだけならまだしも、全く知らない会った事もない人に共感しすぎて落ち着かない事もあります。
例えば、ネットの掲示板に「飼い犬が目をはなしたすきに玉ねぎを食べてしまいました。かかりつけの病院はお正月で連休。どうしたらいいですか?」みたいな書き込みがあったとします。
あ、犬にとって玉ねぎは危険です。死んでしまう事もあります。
この書き込みを読んで、投稿者は全くの他人にもかかわらず、はらはらして、どうしようどうしようという気分になり、落ち着かなくて、そんな自分を不思議に思いました。
いちいちこんな他人の事で動揺してたらキリがないとわかってはいるのですが、どうにもならない。
よくこういう事があるたびに困っていました。
家で一人で静かにしていたいHSPと外に出かけてストレス発散する非HSP
HSPの特徴の一つに音や光やにおいに敏感というのがあります。
私はすべてあてはまるのですが、以前職場で後ろの席の人が引き出しを勢いよくバーン!と閉める音が辛く
(しかも頻繁に開け閉めする)席替えをしてもらった事があります。
他の人はその音がそんなに気にならないようでした。
光に関しては、昼間外がまぶしくて目があかなかったり、ライブを見に行っても照明がまぶしくてステージが見れなかったり。
においも人の香水の香りで具合が悪くなったり、他の人が気が付かないにおいに気が付いたりします。
過敏に反応してしまうので、とても疲れるのです。
私は土日が休みの仕事をしていますが、土曜は出かけても日曜は絶対に家にいます。
そうじゃないと疲弊してしまうのです。
土日とも出かける夫や友人を見て、体力があるんだなと思っていましたが、体力云々の話ではないのだとHSPを知って思いました。
私が、静かな部屋で一人きりでゆっくりする事で回復するように、非HSPの人は外に出て刺激を受ける事で回復するのだ、という事がわかりました。
体力さえつければ、土日両方遊びに行ったりしても元気でいられるのではと思っていた私は無駄な努力をしようとしていたんですねw
非HSPを私が理解できないように、非HSPに理解されにくい
夫が仮にHSPだったら、私は一人で家でゆっくりする事が出来なくなります。
そう考えると夫が非HSPでよかったなと思えるのですが、なかなか理解されないために無理を強いられる事も多いです。
HSPからのさまざまな不調の治療をはじめて1週間たった時、義実家に行く予定がありました。
当初の予定では夫の義祖母の妹がいる施設へ結婚祝いをもらったお礼を言いに行き、そのあと義両親と外食という流れでした。
車に乗れない義母を1時間ほどかけて義実家へ迎えに行ったところ、予定が変わっていて…
まず、2時間ほどかけて義祖母の施設へ行き様子を見て、そこから40分ほどかけて義祖母の妹の施設へ結婚祝いのお礼を言いに。
その後義実家に戻り、外食ではなく他の親戚が来るから家でご飯にすると言われ家でご飯。
前に少し書きましたが私には義両親が2組いるので、この日のメンバーは
私、夫、義両親1、義両親2、義母のいとこ、その子供2人の合計9人。
長時間の移動と会う人数が増えた事により神経がより過敏になり、翌日寝込みました…
元々体調が悪かったので夫には、義祖母の妹さんへはお礼に行きたいけど、無理そうだったら義両親と外食は厳しいかもと伝えてありました。
HSPにとって、人と会う事自体がかなり消耗します。
非HSPの夫にとってはそれが理解できないためか、この予定変更をすんなり受け入れ私は我慢してしまったことで体調悪化となりました。
結局翌週の仕事は2日欠勤、1日遅刻、1日早退という散々な結果に。
HSPからくる体調不良であった事は夫に話してあったので、夫もさすがに私の寝込みっぷりを見てどの程度で疲弊するかわかってきたようです…
さらにつづく
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